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40代、業界歴14年。それでも「成長」を選んだ理由。ベテラン税務担当が語る、覚悟の転職

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  • 40代
  • 入社1年以上3年未満
  • 業界歴10年以上
  • 税務担当
  • 税理士法人
  • 経験者採用

「一定の経験は積んだ。ただ、この閉塞感をどう打破すればいい?」
「今のままで、本当にこの先も生き残っていけるのか?」
「家族との時間も大切にしたい。でも、キャリアも諦めたくない…」

もしあなたが、業界で一定の経験を積んだベテラン社員として、そんな焦りや不安を感じているなら、今回のインタビューはきっとあなたの心に深く突き刺さるはずです。

業界歴14年、40代という決して若くない年齢で、あえて新たな環境に飛び込んだD.Hさん。ベテランだからこそ語れる、リアルな転職ストーリーを紐解きます。

【現在】顧客と深く向き合い、チームを牽引する充実感

Q1-1. 現在の主な業務を教えてもらえますか?

税務担当として約40件のお客様を担当しながら、3名のチームのマネジメントも任せていただいています。

プレイヤー業務とマネジメント業務の割合は、6対4くらいでしょうか。

7割くらいのお客様が毎月面談をしており、オンラインと訪問、合計1日に2時間くらいは面談の時間ですね。それ以外の時間は、資料作成やチームの進捗管理などに費やしています。

チームマネジメントでは、メンバー一人ひとりと月に1回面談を行い、それぞれの行動目標の進捗状況を確認したり、業務に関する相談に乗ったりしています。

そのほか、教育チームクラウド会計普及・推進チームにも所属しています。

教育チームでは、未経験で入社した税務担当者が一人前に成長するための教育プランの立案から実行まで、ある程度任せてもらっています。

前職は新卒採用がメインでしたが、ハートランドは様々なバックグラウンドを持つ方がいるので、入社時期に合わせて柔軟に教育内容を調整する必要があり、そこに面白さを感じています。
今後は、メンバーと協力しながら、「全員で教育する」という風土を作っていきたいですね。

クラウド会計チームでは、お客様の課題をヒアリングすることから始まり、解決策の立案、実行までを担当しています。月に1回ミーティングを行い、その月の目標と進捗状況を確認しています。

例えば、紙の領収書を一つ一つ手入力していたお客様に対して、Googleスプレッドシートを活用した一括読み込みの方法を導入することで、作業時間を大幅に削減することができました。

Q1-2. よくある1日のスケジュールを教えてもらえますか?

07時30分:起床
08時30分:次男と登園
09時40分:出勤
12時00分:昼休憩
21時00分:退勤
22時00分:帰宅
24時00分:就寝

繁忙期は、退勤時間が2時間くらい遅れることもありますが、月の平均残業時間は40時間くらいです。妻も働いているので、お互いに協力しながら生活しています。

Q1-3. 仕事の中でやりがいを感じることを教えてもらえますか?

お客様に提案を受け入れてもらえたときです。

単に節税の提案をするだけでなく、お客様の経営ビジョンを共有し、それを達成するための具体的な工程を一緒に考えたり、福利厚生を整えたりすることで会社の土台づくりに貢献できたときは、本当にやりがいを感じます。

以前、営業代行の会社(年商1.4億円)の社長から、「60代で会社をバイアウトしたいんだけど、どうすれば高く売れるか?」という相談を受けたことがありました。

利益を出すこと、キャッシュを増やすことの重要性を伝え、年間目標に落とし込み、定期的な面談で進捗状況を一緒に確認していきました。

そのほか、担当しているお客様の中には、私利私欲が全く見えず、社員のことを大切にしている素晴らしい会社もあります。
長く働ける環境づくりに真剣に取り組んでいて、退職金制度や生命保険、従業員の持ち株制度、退職金共済など、福利厚生が充実しています。

そのお客様の会社は、その後、何度もホワイト企業に選出されるようになり、年度が更新されてもその名前が載っているのを見るのは、自分のことのように嬉しいです。

サービスレベルも絶対に下げないという強い信念を持っていて、こうした素晴らしいお客様の事業に少しでも携われることは、この仕事のやりがいです。

Q1-4.仕事中に悩むことや苦労することを教えてもらえますか?

一番難しいと感じるのは、相互理解ですね。

社内外問わず、相手に何かを伝える時、言語化や文書化だけでなく、相手の意図を理解した上でコミュニケーションを取ることは非常に重要だと認識していますが、それがなかなか難しい。

例えば、お客様が合理的ではないと思われるリクエストをされた場合、お客様の意思を尊重しながらも、どこで落としどころを見つけるか、常に悩んでいます。

社内で教育に携わる際に一番大切にしているのは、「自分がされてきて、経験してきた中で良かったと思うことも、本当にこの相手にとっても良いのか?」と常に考えることです。

自分が言われて何も感じないことでも、人によって酷く傷ついてしまうかもしれないため、ガツンと強く言うべきか、それともマイルドに伝えるべきか、言葉遣いには特に気を遣います。

【過去】40代での転職を決意させた、 キャリアの焦燥感

Q2-1. 前職ではどのような仕事をされていたのでしょうか?

従業員30名くらいの会計事務所で、新規のお客様はスタートアップが多く、あとは長年お付き合いのあるお客様が中心でした。

私は税務担当として約50件のお客様を担当し、社内プロジェクトのリーダーやメンバーとしても活動していました。

教育、採用、保険、理念と顧客サービスのギャップを埋めるためのプロジェクトなど、2〜3年単位で複数のプロジェクトを掛け持ちで担当していました。

Q2-2. なぜ前職から転職しようと思ったのでしょうか?

周りは年下の優秀なスタッフばかり、かつ自分自身への投資が全くできていない状況に、強い焦りを感じたからです。

30歳でこの業界に入ってからというもの、税理士や経営幹部を除いて、50代、60代で活躍している先輩とのご縁が全くありませんでした。

後輩は皆ハイスペックで、自分が長年かけて積み上げてきた経験を、彼らは半分の期間で習得する勢いで成長している。

一方の自分は、40代に入ってからは常にキャパオーバーで時間や作業に流される日々。たまに顔を出す外部の懇親会では、自分よりも年配の方々が愚痴を言い合う状況。

「この業界の変化に取り残されてしまうのではないか?」
「今一度、自分のキャリアとしっかり向き合う必要があるのではないか?」

と思い、転職を決意しました。

Q2-3.転職活動はどのような方法でされてましたか?

業界内の転職はハートランドが2社目です。

1回目の転職ではエージェントに登録しましたが、前職で採用に携わる中で、エージェントと自社求人サイトからの応募で選考に与える影響が大きいことを痛感したため、2回目の転職ではエージェントに登録しつつ、自分でも積極的に探しました。

1社目のエージェントはMS Agentでした。MS Agentから入ってきた同僚に紹介してもらったんです。
求人広告は特に見ていませんでした。とにかく色々なエージェントから頻繁に連絡がありましたね。

2社目の転職は、マイナビ転職に登録しつつ、別軸で紹介されていない企業のHPから探す動きをとっていました。
採用担当として広告費のことを考えていたので、「本当に行きたいところは自分で探す」というスタイルでした。

Q2-4. ハートランドに入社した決め手を教えてもらえますか?

ハートランドを知ったきっかけは、前職の採用ミーティングで「またハートランドに人材を取られてしまった」という話を聞いたことです。

そのときから給与の高さは耳にしていました。

一番の決め手は、前職よりも顧客単価が高かったことです。
具体的には、前職のおおよそ1.5倍でした。

面接で会社が期待する年間売上と最低顧客単価を聞いたときに、

「これなら前職よりも1件あたりのお客様に費やせる時間が増える、提供できるサービスの幅が広がる、そして自分の成長や家族と過ごす時間も増える」

と確信しましたし、「3,000万円くらいならいけるかもしれない」という感覚もありましたね。

Q2-5.入社後のギャップがあれば、よかった面もちょっとよくなかった面も教えてもらえますか?

良かった面は、成長意欲の高いメンバーが多いことです。その環境に身を置くことで、自分に入ってくる情報量が増え、成長を実感することが多くなりました。

ちょっと良くなかった面は、仕方がないことですが、組織化されているため社内ルールを理解するのに少し時間がかかったことです

Google WorkspaceやChatworkといったツールだけでなく、等級表や契約報告のルール、勤務に関する社内ルールなど、覚えることがたくさんありました。

ただ、教育担当の方が丁寧に教えてくださったので助かりました
それが本当にありがたかったので、私の後に入社した方とは積極的にランチに誘うなどして、早く慣れていただくためのサポートができるよう心がけています。

面接時に「ちょっとノリが若いけど大丈夫ですか?」みたいな話がありましたが、それはイメージ通りでした。
前職でも年齢は上のほうだったので、特に気になりません。

Q2-6. 前職と比べて、働き方や職場の雰囲気はどうですか?

前職との大きな違いは、ハートランドでは契約処理から請求、面談まで、顧客対応全般を自分でするところです。

前職は標準化が進んでおり、業務が細かく分業制になっていました。常に一定の品質(60点以上)を出すことが求められる、というスタンスでしたので、ここは大きな違いでしたね。

今まで総務の方に当たり前のようにやってもらっていたことを自分ですることで、事務スタッフの方へ「これまでこんなに色々なことをやってくれていたんだな」と感謝の気持ちが強くなりました。

【未来】まだまだ成長!「ミドル世代代表」として

Q3-1. 転職して、給与や生活はどう変化しましたか?

1年目で前職を超えることができました。

入社当初は担当件数も少なく、インセンティブが3ヶ月ほどつかなかったこと、担当が徐々に増えていったことを考慮すると、大幅なアップです。2年目はさらに増える見込みです。

今後については、3年後を目処に年収1,500万円を目標にしています。

給与が上がったことでプライベートにも良い影響があり、以前は外食する際に値段を気にしたり、子どもに「これはダメだよ」と言ったりすることがありましたが、今はそういうことがなくなりました

旅行も年に1回は本格的なもの、小さめものも2回くらい行けるようになり、家族との時間も自由に取れるようになりました

前職の月平均残業時間は100〜150時間くらいで、ハードな人は週6で1日14〜15時間働いていたため、旅行にパソコンを持っていき仕事をするのが当たり前でしたが、今は旅行中は仕事から完全に解放されています。

お金と時間、両方に余裕ができたことで、妻にも「旅行に集中して楽しめるようになったね」と言われて、本当に嬉しかったです。

子どもと一緒に地元のお祭りに参加

Q3-2. 今後、どんなことに挑戦していきたいですか?どんなポジションを目指していきたいですか?

担当業務では、中堅〜大規模法人への対応力をさらに磨きたいと考えています。
年商規模でいえば100億円を超えるような会社の担当として、伴走しながら成長していけたらと思っています。グループ会社なども担当してみたいですね。

そのためには、税務会計の知識はもちろんのこと、組織的な課題にもコミットできるような知識を積極的に習得していきたいです。

個人的には読書や各種セミナーへの参加、AIの活用などを考えています。

社内では、マネジメントにもさらに注力していきたいですね。

Q3-3.最後に、就職活動をしている皆さんへメッセージをお願いします!

同業界の中堅社員の方は特に感じていらっしゃると思いますが、近年この業界はさまざまなコトやモノが驚くほどのスピードで進化しています

人の成長スピードも早まっており、50代、60代でも必要とされる人材であり続けるためには、自身の成長とチャレンジが不可欠だと考え、私は転職しました。

ハートランドに転職して実感したのは、1件のお客様に向き合う時間が増えたことです。

また、入社当初からマネジメント側のキャリアに進みたいと伝えていたところ、入社半年ほどでそのような環境を用意してもらえたことも、本当にありがたいと思っています。

ともに成長し続けたいというモチベーションのある方、転職前の私と同じように将来に不安を感じている方は、ぜひ一度、面接ではなく会社説明の場でも構いませんので、ハートランドを覗いてみてください。

(おまけ)1年後の自分に向けてのメッセージ

そこまでやったか!と驚かせるから楽しみに♫

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