30代、子育て中、未経験。「家族」も「挑戦」も諦めない!建設業から税理士業へ、人生を“アップデート”した男の物語

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「このままの働き方をずっと続けていくのは難しい…」
「家族を笑顔にするために、新しい一歩を踏み出したいけど、不安も大きい…」
30代、子育て世代の転職は、まさに人生の岐路。
安定を求める一方で、心の奥底では「もっと何かできるんじゃないか」という熱い想いを抱えている方もいるのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、建設業から未経験で税理士補助の世界へ飛び込み、見事に「家族」と「挑戦」を両立しているK.Nさん。
「未経験だから…」「家族がいるから…」と立ち止まっているあなたの背中を、きっと力強く押してくれるはずです。
【現在】家族との時間も、仕事の充実感も手に入れた「欲張り」な働き方
Q1-1. 現在の主な業務を教えてもらえますか?
一言でいうと、お客様の「困った」を「なるほど!」に変える仕事ですね。
日々の記帳代行から、経営に関する毎月のお悩み相談、税金の申告書作成まで、幅広くサポートしています。
そのほか、今のオフィスでは税務会計の仕事だけではなく、教育や採用のプロジェクトにも携わっています。
未経験で入ってきた僕も、先輩たちに助けてもらいながら、新しいことにどんどんチャレンジさせてもらっています。
Q1-2. よくある1日のスケジュールを教えてもらえますか?
理想はこんな感じです!(笑)
- 7時00分:起床
- 7時50分:息子を幼稚園に送り出す、父ちゃん頑張るぞ!
- 9時00分:出社、今日もお客様のためにフル回転!
- 20時00分:退社、からのジムでリフレッシュ!体力も大事ですから。
- 22時00分:帰宅、家族団らんタイム
もちろん、繁忙期はもうちょっと頑張りますよ。
でも、「毎日終電近くまで」みたいな働き方は、少なくとも僕はしていません。
「子育て世代」という視点でいうと、平日は仕事に集中させてもらって、家庭のことは子どもの送り迎えくらいです。その分、土日は家族との時間を大切にしています。
家族旅行に行ったり、公園で一緒に遊んだり。どうしてもやるべき仕事が溜まっている場合、子どもたちが寝た後の静かな時間にするようにしています。
妻は「あんたは仕事で稼いできて!」というタイプで、僕も「男は仕事で結果出すのが一番!」と思っているので、意外とバランスが取れているのかもしれません(笑)。
よく周りから「残業ヤバそう…」「ちゃんと休めるの?」ってよく聞かれるんですけど、僕の考えは違います。
本気で稼ぎたいなら、人より時間をかけて仕事に打ち込むのは当たり前です。
たしかに、ハートランドは周りよりとても給与が高い職場だと思います。
ただ、それは「成果に対する報酬」であって、「楽して稼げる」というわけではありません。
経験豊富な方であれば、毎日定時で年収1,000万円も十分に可能だと思いますが、未経験から入社した僕とはまったく状況が異なります。
通勤時間や土日もフル活用して業務や自己学習に打ち込むのは、未経験からの転職であればごくごく普通のことだと思っています。
Q1-3. 仕事の中でやりがいを感じることを教えてもらえますか?
今まで学んだ知識がお客様の問題解決に繋がった瞬間ですね。
「なるほど!」「ありがとう!」って言われた瞬間は、本当に鳥肌が立ちます。
例えば、不動産の売買って税金がすごく複雑なんですけど、本を読んだり先輩に聞いたりして、お客様に分かりやすく説明できて、「K.Nさんのおかげで助かったよ!」って言っていただけたときは、本当に嬉しかったですね。
他にやりがいを感じるのは、お客様の潜在的なニーズを引き出し、最適な解決策を提案できたときです。
以前、歯科医院の先生が診療台の増設で悩んでいらっしゃったんですが、具体的な数字を提示しながら増設後の利益をシミュレーションしたんです。
結果、先生は増設を決断され、本当に感謝してくださいました。顧問料もアップして、家族にも良い報告ができました(笑)。
ほかにも、お客様から「うちの取引先の〇〇さんを紹介したいんだけど」って言われたり、顧問料を上げていただいたりしたときは、「信頼してもらっている」と感じ、とても嬉しいです。
Q1-4.仕事中に悩むことや苦労することを教えてもらえますか?
税務の難しい論点にぶつかったときですね。
「こんなケース、教科書に載ってないよ!」みたいな(笑)。
最近でいえば、グループ法人税制の寄付金の扱いについて、本当に頭を悩ませました。
色々な人に話を聞いたり、過去の判例を調べたりして、ようやく解決の糸口を見つけたときは、達成感がありましたね。
あとは、税法の解釈って本当に繊細で、7W2Hの要素がひとつ違うだけで、全く違う結論になることがあるんです。
例えば、不動産の売買で「誰に?」が他人なのか親族なのかで、税金のルールが全然変わってきます。
「どこで?」が国内か海外かでもそうですし、「いつ?」売買したかによっても適用される法律が変わってくる。本当に奥が深い世界です。
税務の知識以外で悩むことは、今のところあまりないですね。
職場の人間関係もすごく良好で、お互いを尊重しながら意見交換ができる、良い雰囲気だと思います。
ちょっと話はそれますが、教える立場も経験してみて思うのは、人に教えることで自分の理解が深まるということ。
あと、「人は人」と割り切ることも大切だと感じています。
自分の価値観を押し付けるのではなく、相手の自主性を尊重しながら、成長をサポートしていきたいと思っています。
【過去】建設業で培ったタフさとコミュニケーション能力が僕の武器
Q2-1. 前職ではどのような仕事をされていたのでしょうか?
最初は現場で職人として働いて、その後は専門業者の施工管理を6年ほどしていました。
図面を引いて職人さんに指示を出したり、工事の品質や工程、予算を管理したり、職人さんの手配をしたり。
現場の職人さんと、工事の発注元であるお客様との間に立つことが多かったので、そこで大抵のプレッシャーには負けないタフさと、誰とでもスムーズにコミュニケーションを取る能力が鍛えられたと思っています。
建設業界って、良くも悪くも男社会で、ミスをすると周りの人が全く話してくれなくなるような、厳しい一面もあります。
肉体的にもかなりハードで、最高で60時間連続勤務とか、月に1〜2回は36時間勤務とか、夜中の2時に電話がかかってくるなんてこともありました。
ブラックな働き方を肯定するつもりは決してありませんが、そうした状況から逃げずに本気で向き合ったからこそ、職人さんたちからの信頼も得られましたし、退職時の送別会は2週間ずっと予定が組まれるくらい、とても快く送り出してくれました。
やっぱりそうした環境で築かれた関係ってすごく強くて、今でもゴルフに行くこともあるくらいです。
ちなみに、以前の職場の経験が役に立つこともあるんです。
建設業のお客様を担当したとき、業界の専門用語や慣習がすぐに理解できたので、スムーズに話が進んでお客様に安心していただけました。
Q2-2. なぜ、まったく違う税理士業界に転職しようと思ったんですか?
正直、そのままずっと同じ働き方を続けていくのは体力的に限界を感じていました。
この業界の働き方が変わらない限り、「自分が管理職になったときに同じような働き方を部下に強いるのは嫌だ」と思い、転職を決意しました。
税理士業界へ転職したきっかけは、将来の資産形成のために株取引に興味を持ち、決算書を読めるようになりたいと思って簿記を勉強し始めたことです。
勉強していくうちに簿記そのものが面白くなってきて、この業界への転職を決めました。
Q2-3.転職活動はどのような方法でされてましたか?
実は、 税理士試験の簿記論、財務諸表論を取得してからじゃないと、どこも相手にしてくれないと思っていたので、そこまで熱心に転職活動をしていたわけではないんです。
転職サイトを見てみると、経験者や資格を持っていることが応募の条件になっている求人が多かったので、未経験の僕には難しいかなと思っていました。
そんなとき色々な偶然が重なり、知人の紹介でハートランドの面接を受けることになって、そのまま入社しました。
ハートランドは、資格なし&未経験でもOKというところが、本当にありがたかったです。
Q2-4. ハートランドに入社した決め手を教えてもらえますか?
ホームページやSNSの写真を見た時に、他の税理士事務所と比べて、雰囲気がすごく楽しそうだったからです。
「ここでなら、新しいことに挑戦できるかもしれない」と感じました。
あとは、正直に言うと給与面も大きかったです。「報われない、を終わらせる。」のキャッチには痺れましたね。
当時は、経験者でも月給25万円(※現在、経験者は月給40万円スタート)にインセンティブという給与体系でしたが、前々職や前職でのハードワークを経験してきた僕にとっては、「この給与体系なら、一時的に給与は下がったとしても、1年で元に戻せる」と確信できたんです。
まあ、入社後は子どもがいるのに貯金が5万円しかないなんて時期もありましたが(笑)。
「奥さんに反対されなかったの?」とよく聞かれますが、そんなことは一切なくて。
転職当時、妻には事後報告で「行くから」と伝えたところ、「わかった」とだけ返ってきたんです。
最近になって「あのときどんな気持ちやったん?」と聞くと、
「この人やったら頑張れるんやろうな、と思ったから何も言わんかった」
って言われて…。
改めて「これからも絶対に幸せにする」と気合が入りましたね。
Q2-5. 入社後のギャップがあれば、よかった面もちょっとよくなかった面も教えてもらえますか?
良い意味でのギャップが大きかったですね。逆によくなかったギャップは本当にパッと思いつかないです。
職場の雰囲気が本当に明るくて、風通しが良いんです。
音楽も流行りの曲が流れていたりして、従来の税理士事務所のイメージとは全く違いました。「本当にこんな雰囲気なんだ!」と驚きました(笑)。
また、未経験で入った僕に、先輩たちは本当に色々と丁寧に教えてくれました。
課題を与えてもらって、まずは自分で考えてみる。
そのプロセスを説明すると、「ここはこういう考え方もあるよ」と的確なアドバイスをもらえる。
もちろん、困った時には先輩方が丁寧にサポートしてくれますが、基本的な部分は自分のアイデアを活かして進めることができるので、すごくやりがいを感じています。
課題を与えられて、その解決方法を自分で考える、という教育方針も、僕には合っていると思いますし、仕事の進め方についても、思った以上に自分の裁量で任せてもらえると感じています。
中でも特にTさんには、本当に感謝しています。
入社時、ブラインドタッチもままならない状態で「マウスは使わずショートカットキー覚えた方が仕事早なるで」と言われたので、そこから言われた通りずっとマウス使わずに仕事をしていました。
最初は相当苦戦しましたが、数ヶ月して本当にショートカットキーだけでPC作業が爆速でこなせるようになり、それを報告したら「マジでやったん?お前すごいな(笑)」と言われたときは「いやいやアンタが言ったやん!」とは思いましたが(笑)。
Q2-6. 前職との大きな違いやハートランドの特徴があれば教えてもらえますか?
前職は、書類も連絡もほぼ全て紙とメールだったので、とにかく時間がかかっていました。
これは図面を見る業務の関係上、どうしようもない部分もあるとは思います。
一方、現在は基本的にデータはオンラインでやり取りしますし、コミュニケーションもチャットが中心なので、業務効率は相当上がったと思います。
建設業では図面を扱う関係で、紙媒体が当たり前だと思っていたので、この変化には驚きました。
あと、残業時間も、建設業と比べると格段に少ないですね(笑)。
そのほか、職場で流行りの音楽が流れている、というのも前職では考えられませんでした。
【未来】年収1500万円超えは通過点!家族との笑顔のために、もっと成長したい
Q3-1. 転職して、給与や生活はどう変化しましたか?
給与は前職に比べ倍近くになりました!
入社当時は一時的に給与が前職の半分近くになったので、そこと比べると単純計算で4倍ですね。
とりあえずひとつの目標として、年収1500万円を超えたいです!
まあ、これは単なる数字ではなく、それに見合うだけのスキルを見つけ、成果を出せるようになりたい、という意味合いが強いです。
今の状況は妻もすごく喜んでくれて、子どもとコンビニに行ったとき、値段を気にせず好きなものを買ってあげられるようになったり、家族旅行のときも色々な経験をさせてあげられるようになったりしました。
例えば、先日家族で琵琶湖バレーに行ったとき、子どもたちがソリを楽しんでいたんですが、レンタル代が1万円して、以前なら「ちょっと高いな…」と躊躇していたのが、全く気にならなかったです。
動物園で子どもたちがやりたがる500円の餌やりも、何度もさせてあげられるようになりました(笑)。

Q3-2. 今後、どんなことに挑戦していきたいですか?どんなポジションを目指していきたいですか?
やったことのないことには、何でもどんどん挑戦していきたいですね!
色々な知識や経験を積むことが、自分の成長に繋がり、結果的に新しいポジションを築くことになると思っています。
だから、今は目の前の仕事に全力で取り組みながら、色々なことにアンテナを張っていきたいです。
自分は人より頭が良いとは思っていませんが、好奇心だけは人一倍強いと思っています。
学生時代は勉強が好きではなかったんですが、社会人になってから、仕事を通して興味のあることにどんどんのめり込むようになりました。
まだ具体的な将来像は見えていませんが、色々な経験を通して、自分に合った道を見つけていきたいと思っています。
Q3-3. 最後に、就職活動をしている皆さんへメッセージをお願いします!
不安、心配、さまざまあるかと思いますが、迷ったらGOです!
一度雰囲気だけでも見に来てください(会社説明会やカジュアル面談も大歓迎)。
未経験者については自分が良い前例を作っていきますので全力で挑戦しに来てください!
30代、さらに家族もいる中での転職は大きな決断でしたが、直感を信じて飛び込んで本当に良かったと思っています。
(おまけ)1年後の自分に向けてのメッセージ
変わらず頑張れ(笑)。
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